
今現在(2021年8月)日本では新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
しかし世界に目を向けてみるとコロナは収束しつつあります。
アメリカやヨーロッパではワクチンの普及率が50%を超え、比較的自由な生活を取り戻しています。
そんな中で今「アフターコロナのビジネス」が注目を集めています。
コロナにより働き方やライフスタイルが変わる中「新しいビジネス」が生まれているのです!
そんな世界中の新しいビジネスを紹介しているのが、「アフターコロナのニュービジネス大全」です。
本書では15カ国およそ200事例以上もの新しいビジネスを取り上げています。
また「日本のビジネスに落とし込むとしたらどうすればいいか」という提案まで掲載されています。
私自身知らない世界がたくさんあり非常に興味深い内容でした!
今回は『アフターコロナのニュービジネス大全』についてご紹介します。
この記事の信頼性

事例紹介の前に
各国の事例を紹介する前にいくつか知っておいて頂きたいことがあるのでご紹介します。
戻るのではなく新たに変わる
よく「コロナの前の生活に戻りたい」という人がいますが、厳密に言えば戻ることはないです。
理由は簡単でコロナありきの生活に人々が慣れてしまったからです。
具体的にはウーバーイーツなどの宅配サービスやZOOMを利用したテレワークなど、、
こういったサービスにより働き方やライフスタイルは変化しました。
そういった流れに適応するために新しいビジネスが生まれているのです。
何が言いたいかというと、コロナ前に戻るというよりは新たに変わるというイメージを持ってください!
このイメージを持つとより理解が深まります。
リベンジ消費の波が来ている
「リベンジ消費」という言葉をご存知でしょうか?
リベンジ消費とは、コロナにより外出を制限され、我慢してきた人々の購買意欲が爆発的に高まることです。
具体的には「買い物したい」、「旅行に行きたい」などの欲求のことです。
我慢していた分反動で今この流れが来ています。
このことも覚えておいてください。
参考: リベンジ消費って?アフター・コロナで「爆買い」される商品・サービス予測
『アフターコロナのニュービジネス大全』の要約 各国の事例を紹介
各国の事例の中で気になった事例をいくつか紹介していきます。
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リアルな購買体験 買い物の変化
中国では「ライブコマース」という映像で擬似ショッピングをさせる生配信が流行っています。
コンシュルジュが案内してくれ色々なお店を回ることができ、とても人気です。
店にあたかも行ったような感覚を味わうことができます。
また農家さんも生配信をして野菜を売っています。
これはいいとこだらけで
- 生産者の顔がわかり安全
- 農家の人に品質やサイズなど質問できる
- 直接取引しているのでより安く買える
などの利点があります。
またアメリカではECサイト(Amazonなど)で購入するときチャットができる仕組みを作りました。
これにより友人や家族にチャットで相談ができるようになりました。
「似合うかどうか」など自由に雑談ができ、ショッピングをする楽しさを味わえるのです。
このようにただ商品を買わせるだけでなく、リアルな購買体験ができるサービスが今流行っています。
自宅で旅行が楽しめる「画面旅行」
コロナで旅行に行きたいけど行けない、、
そういった方におすすめの画面旅行。
クオリティの高いVR映像で各地の観光名所を回ることができ、本当に行っているような感覚が味わえます。
また海外に住んでいる日本人が、自分の住む町や名所を案内するというサービスも広がりつつあります。
リアルな情報を知ることができとても便利だと評判です。
聴くコンテンツの発達
おうち時間を充実させるために聴くコンテンツも流行っています。
アメリカでは図書館と提携しスマホやタブレットから本を借りれるようにしました。
また著者自らが朗読したり、有名な俳優が朗読したりすることで人気を呼んでいます。
聴くコンテンツの流行りは日本もすでに来ています。
Amazonオーディブルやvoicy、spoonなどです。
聴くコンテンツのいいところは「ながら視聴」ができることですね。
利用したりビジネスとして参戦したりするのもいいでしょう。
アフターコロナで伸びている事例の特徴5選
紹介されている事例を見ていく中で共通していること、またこれから必要とされるであろうことをまとめたいと思います。
オンラインに対応している
オンラインへの対応はどのサービスも共通しているなぁと思いました。
まぁもう当たり前になりつつありますよね。
もちろんコロナだから接触を避けるということもありますが、時短だし何より楽ですよね。
またもう既に色々なサービスがオンライン化しています。
- オンライン部屋探し
- オンラインスクール
- オンライン秘書
- オンラインヨガ
- オンライン英会話
などなど様々です。
これからの時代はオンラインの対応が必須と言えるでしょう。
安全面への配慮
安全面の配慮は今後ますます必要とされるでしょう。
飲食業や接客業は特にです。
また対策するだけでなく「安全の見える化」を行うといいでしょう。
例えば、店内の空きスペースに対策していることを書いたり店内アナウンスでアピールしたりなどです。
こうすることで不安に思っているお客さんを安心させることができます。
体験を売る
この記事で紹介した「買い物」や「旅行」は体験を売っています。
コロナ禍で人々は体験に飢えていました。
ライブに行きたい、旅行に行きたいと思ってもいけませんでした。
そういった中で「体験」に着目したサービスが増えていき今伸びています。
これからはモノを売るだけではなく体験も併せて売る
こういったことが今後求められるでしょう。
支援できる
コロナにより今までできていた商売ができないという状況になりました。
その結果「困っている人が身近にいる」という感覚が芽生えました。
そして困っている人を少しでも支援できるサービスが今増えています。
過去にはgo to eat そしてクラウドファンディング、飲食店のオンライン販売など、、、
サービスを利用するだけで少しでも支援できるなら利用しますよね。
小さな社会貢献につながります。
支援できるサービスにも注目していきたいです。
共有しやすい
共有しやすいことも共通している点です。
今ではビジネスとSNSは切り離せない関係にあります。
共有しやすいやり方でやるのか今まで通りやるのかでは大きな差が生まれます。
共有しやすいように工夫することが今後求められるでしょう。
例えばこのブログにもシェアボタンがついてます。
タピオカ屋さんでは「シェアすればサイズアップの特典」というサービスも見かけました。
やり方は様々ですが、こういった工夫をしていき時代の変化にも対応していくことが求められます。
まとめ:時代の流れを理解し対応していくことが必要
いかがだったでしょうか?
コロナによりライフスタイルなどが変化しました。
それに対応するために新たなビジネスが生まれています。
アフターコロナで成功するには、今まで通りのやり方では厳しいです。
時代の流れを理解し対応することが求められるでしょう。
そのための参考書として本書をおすすめします。
紹介できなかった事例もたくさんあり、参考になるものばかりなのでぜひ手に取ってみてください。
時代の変化に乗り遅れないためにも、、