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【要約】シュガーマンのマーケティング30の法則ーメンタリストDaiGo推薦

シュガーマンのマーケティング30の法則
ワタル
この記事について

『シュガーマンのマーケティング30の法則』を読んだのでその要約と評判そして自分の感想をまとめました。

「心理的トリガー」の事例をストーリー形式で取り上げ考察し、

アクションプランまで書かれてありとても分かりやすかったです。

こんにちは!

今回はマーケティングの本で有名な『シュガーマンのマーケティング30の法則』をご紹介します。

どんな本かというと心理学とマーケティングを組み合わせた本です。

人がモノを買う理由の95%は「無意識の決断」とされています。
(参考 東洋経済ONLINE

それらを徹底的に解説し、どう落とし込むのかまで書かれた本が本書です。

普段何気なく買い物をしている際にも、色々なテクニックが使われていることがわかりますよ!

そういった現場の様子を、ストーリー形式として事例紹介していたのも非常に面白かったです。

では紹介していきますね!

この記事の信頼性

この記事の信頼性

著者のジョセフ・シュガーマン氏について

著者はジョセフ・シュガーマン氏です。

アメリカで超有名なマーケターで経歴もすごい持ち主です。

  • テレビショッピングなどのインフォマーシャルを最初に手掛けた人物
  • 初めてフリーダイヤルを取り入れテレビショッピングを活性化
  • サングラスを2000万個以上売り上げる

などマーケターとして第一線で活躍しています。

そんな彼が分析した内容が本書に詰まっています。

ワタル
マーケターの実績としては申し分ないね

『シュガーマンのマーケティング30の法則』の要約

要約をご紹介します。

本書ではモノを買うとき働きかける「心理的トリガー」(引き金となるもの)を著者の研究に基づいて30個紹介しています。

「心理的トリガー」はお客さんの心に働きかけ、心を動かし、購入に結び付けるものです。

このトリガーを次の3ステップで解説しています。

3ステップ

  • 事例紹介(ストーリー形式)
  • 心理的トリガーまとめ
  • アクションプラン(活用方法)

このような構成になっており、とても読みやすくなっています。

今回は30個のトリガーから私が厳選した3つをご紹介します。

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一貫性の原理

一貫性の原理

一貫性の原理とは「人は一貫性を持った行動をとる心理がある」というものです。

つまり一度「買う」と選択したならその後も買うという選択をしやすいです。

何か買ったついでに別のものを買ってしまったということ、、

誰しも経験があるのではないでしょうか?

ワタル
私は最近、コンビニで弁当を買ったついでにアイスを買ってしまいました。

このように人は「ついで買い」をしてしまいやすいです。

そこで売り手側は様々な手を使って「ついで買い」をさせようとします。

例えばこんな感じ

  • スーパーのレジ横にお菓子など手に取りやすいものを置く
  • 車を買うとき、カーナビやドライブレコーダーなど付属品をすすめる
  • 革靴を買うとき、クリームやブラシなどケアグッズをすすめる

このように人の心理に付け込んでセールスしてきます。

あなたがもし買い手なら、この心理を理解した上で購入するかどうかの判断をしてください。

逆に売り手なら、この心理を活用しどんどん他の商品も売っていきましょう。

どちら側に立っても役立つ心理ですのでぜひ覚えておきましょう!

切迫感

切迫感

人がモノを買うか判断するとき「切迫感」が重要な指標になります。

切迫感とは「今買わないと」と思わせることです。

具体的なフレーズとしては

  • 本日限定
  • 期間限定
  • 数量限定
  • 残り〇点、お早めに

などです。

このような表記見たことがあるのではないでしょうか?

購入を検討しているときに切迫感を与えると購入に至りやすいです。

というより切迫感を与えないと買わない選択をしやすいです。

これは「買わなくていい理由」を探すためです。

「また今度でいいか」や「別にここで買わなくても」と思われてしまうと、購入に至る可能性は低くなります。

セールスをするなら切迫感を与え、「今買わないと」と思わせましょう!

リンキング

リンキングとは売りたい商品と消費者が既に知っていることを関連づけることです。

商品と知識を関連づけることで「自分に関係のあるモノだ」と思わせることが出来ます。

リンキングの例をご紹介します。

リンキングの例

コロナウイルスによりアルコール除菌などが大量に売れました。

これは今までは「除菌なんて自分には関係ない」と思っていた人々が、コロナにより「自分にも関係のある話だ」となることで起きた現象です。

「コロナで除菌が必要」という知識と「アルコール除菌」という商品を関連づけるという「リンキング」によるものです。

コロナは社会現象なので意図的ではないですが、事例としてわかりやすいので取り上げました。

リンキングのテクニックを使って意図的に関連づけることで自分事と思わせ商品を売れば、

爆発的に商品を売ることが出来るかもしれません。

『シュガーマンのマーケティング30の法則』の評判は?

本書の評判、口コミをご紹介します。

悪い口コミ1

既に知っている知識だった

確かに知っている知識もあるかもしれません。

しかしそれをどう活用するか、どうセールスに応用するかなど、具体的なアクションプランが示されているため参考になるのではないかと思います。

悪い口コミは探しましたがあまり出てきませんでした。

ただマーケティング上級者から「レベルが合わない」、「知っていた」という意見がちらほら、、、

初心者にもわかりやすく書かれているので、上級者からすると物足りない部分があったのかもしれませんね。

一度内容を見てみて、知っているものが多数あれば買う必要はないかもしれません。

Amazonなどでチェックしてみてください。

良い口コミ1

読みやすい

読みやすいという意見が多く見られました。

途中でもお伝えした通り、事例紹介→トリガーまとめ→アクションプランという構成で書かれているので、読みやすいと感じる人が多かったのかもしれません。

マーケティングの本は「役に立つが、難しく読みにくそう」と思っている方も本書は大丈夫そうです。

良い口コミ2

何度も読み返すべき

読み返すべきという意見も多くありました。

これは内容が良いという評価だと思います。

また1回読んだだけでは理解しきれないので、読み返すべきだという意味もあると思います。

30個もの法則があるので一度だけでなく何度も読んで理解していきましょう!

ワタル
私も読み直してるところです。

すごく勉強になる。

メンタリストDaiGoも推薦!?

本書はメンタリストDaiGoさんも推薦しています。

大学時代、これで1億は儲けたみたいです。

参考の動画を貼っておきます。

まとめ 『シュガーマンのマーケティング30の法則』はマーケター必読書!

今回は『シュガーマンのマーケティング30の法則』をご紹介しました。

マーケティングを勉強している方なら必読書と言っていいくらい内容が詰まっていました。

紹介したテクニック以外にもたくさんの手法が書かれているので、ぜひ手に取ってみてください。

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