日本人はマネーリテラシーが低い!
その注意喚起として出版された本が、アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書です。
毎日のようにお金を使っているのに、お金のことについて知らないってマズイと思いませんか?
でもお金の勉強って何だか難しそう
そう思う気持ちもわかります。
しかし、そうやって避けていては一生お金の知識は身に付きません!
関係のないことならいいですが、お金のことは誰しもが知っておくべきです。
また、知らないと損をしてしまいますよ!
本書では、お金の知識のない初心者にもわかりやすくお金のことについて解説されています。
本書を読むと
- お金の基礎知識が身につく
- お金の守り方がわかる
- お金との正しい付き合い方がわかる
このようなメリットがあります。
本書を読んでマネーリテラシーを高めましょう。
では紹介していきます。
この記事の信頼性

本書をおすすめする人
本書は特に新社会人や大学生におすすめしたいです。
なぜなら、初任給やバイトの給料などある程度のお金を動かせるようになる頃だからです。
つい気が大きくなって散財しがちですので、その前に読んでおきたいです。
次の段落で私が重要だと思った内容を見てみます。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書の要約

私なりに内容を簡単に紹介します。
本書は主に3つの分野に分かれています。
「お金の守り方」「お金とキャリアについて」「お金の増やし方」の3つです。
特にお金の守り方には重きを置いており、危険性を知ることでお金を失うことを防ぐという構成になっています。
見えない借金に気をつけろ

借金とは文字通り「お金を借りること」ですが、一見借金に見えないような借金もあるので注意が必要です。
具体例を2つ挙げます。
①リボ払い
リボ払いとは、「一定の額で毎月返済していく返済方式」です。
高額なものもリボ払いで買えるので大変便利なものですが、利用しない方がいいです。
なぜならリボ払いの年利は15%だからです!
これはもの凄い数値です。
15%ってよくわからないなぁ
そんな方のために比較すると、私達が銀行に預けているときの利子は年利0.001%です。
100万円預けても1年で10円しかもらえない、、
預けているといっても実質銀行に貸しているようなものなので、いかに年利15%が凄い数値かわかりますよね。
ですので、できる限りリボ払いは使わないようにしましょう!
②ローン
ローンで買い物をするのも避けるべきです。
ローンの年利は2%です。
リボ払いの後に聞くと低いと思いますが、ローンでの買い物は高額なのでその2%となると大きな額になります。
主に車や家を買うときに利用する機会があります。
ここで考えるべきなのが、「本当に必要なのかどうか」です。
今の時代、車はシェアできますし、公共交通機関もある程度整っています。
また、家も賃貸に住めばローンを組む必要はありません。
何となくローンを組んで買うのはあまりにもナンセンスです。
それでも買いたいなぁ
そういった人は一括で買うようにするべきでしょう。
支出を把握する

あなたは毎月の支出が大体どれくらいか把握していますか?
何となく使っていて、クレジットの明細を見ると結構使っているなぁ、、なんてことになっていませんか?
支出を把握するためにも一度、1か月の支出を書き出してみてください。
そしてそこから無駄なものがないか確認してみましょう。
何も無理して削る必要はありません。
例えば
- 使っていないサブスクを解約する
- 携帯料金を見直すor格安スマホにしてみる
- 不要な保険を解約する
など無理のない範囲で見直してみてください。
これだけでも月々でだいぶ変わってきますよ!
自分を知り、それに合わせたお金の計画を立てよう

お金の使い方は人それぞれです。
例えば、家は新築の一軒家が良いという人もいれば、賃貸マンションで十分という人もいます。
奨学金を借りてでも大学に行く人もいれば、すぐに就職する人もいます。
自分がどういったものにお金を使いたいのか、どういうときにまとまったお金が必要なのかなどをまずは知ることが大事です。
知った上でそれに合わせたお金の計画を立てましょう。
まとめ 金融リテラシーを高めよう
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書について解説しました。
ここで紹介した他にも投資信託や税金など、知っておきたい知識が詰まっているのでぜひ手に取ってみてください。
損をしないためにも金融リテラシーをつけましょう!
本書ではなくてもいいので、お金の勉強はしてくださいね!
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