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『1分で話せ』の要約、感想まとめ【プレゼンでの話し方のコツ】

プレゼン
困る人
プレゼン上手くいかないなぁ

プレゼンに限らず話すことに苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか?

事実(株)JTBコミュニケーションデザインの調査では、約6割の人が「コミュニケーションは苦手」と回答しました。
(参考 PR TIMES コミュニケーションは苦手、58%と過半数 主体的な発信は苦手、受け身のコミュニケーションは得意)

ですが、話すのが苦手でも話さなければいけない場面はありますよね。
例えば仕事での会議やプレゼンなど、、、

そんなときのために話し方のコツどうやったら相手に伝わるのかなど知っておきたいですよね。

「1分で話せ」では主にプレゼンでの「話し方」「伝え方」に焦点を当てて、詳しく解説されています。

プレゼンなんてしない人でも、話すのが苦手な方にはぜひ読んでもらいたい1冊です。

本書を読むと

話を簡潔にまとめられるようになる

自分の思っていることを上手く相手に伝えられるようになる

などのメリットがあります。

そんな「1分で話せ」について紹介します。

この記事の信頼性

この記事の信頼性

1分で話せの著者「伊藤洋一」さんとは?

1分で話せ

著者は伊藤洋一さんです。

Yahoo!アカデミアの学長を務められており、ビジネスの最先端で次世代の人材育成に携わっています。

ソフトバンクの社長孫さんにプレゼンを認められた凄腕の持ち主です。

申し分ない実績を持った方が書かれているので信頼できますね。

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1分で話せの要約

本書の内容を要約します。

ここでは準備編とテクニック編の2つに分けて説明していきます。

準備編① プレゼンの目的を理解する 結論:相手を動かすこと

プレゼンの目的は相手を動かすことです!

聞いてもらうだけでは意味がありません。

相手を動かすとは具体的に

意見を採用してもらう

プロジェクトを自分に任せてもらう

などです。

このように目的を明確にしてプレゼンを行う必要があります。

準備編② 聞き手に意識を集中させるには? 結論:聞き手を具体的にイメージする

人は相手の話の80%は聞いていないといわれています。

そういった中で話を聞いてもらうにはプレゼンに意識を集中させなければいけません。

意識を集中させるには相手を具体的にイメージするのが効果的です。

イメージするとは具体的に

何に興味があるのか

プレゼンの内容に関してどれだけ知識があるのか

などです。

そしてイメージした相手に合わせてプレゼンを作るのです!

例えばプレゼンの内容の知識がない相手なら専門用語を使わないようにしたり、補足で説明を入れたりするなどです。

聞き手をイメージし理解することでわかりやすいプレゼンにつながり、結果としてプレゼンを聞いてもらえるようになるのです。

テクニック編① 結論、根拠、具体例の3段ピラミッドをつくる

話すときは「結論、根拠、具体例」の順に話しましょう。

こうすることで自然と話を理解することができます。

それぞれのポイントをまとめます。

結論・・・短く簡潔に

根拠・・・結論の後に述べる。3つくらいがちょうどいい。結論と根拠がつながるように

具体例・・・イメージさせやすいように工夫する(写真や動画を使う、実際の事例を取り入れるなど)

テクニック編② 俯瞰する自分をつくる (リトルホンダ)

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聞き手を具体的にイメージする方法として「俯瞰する自分をつくる」のが効果的です。

有名なのがサッカー選手の本田圭佑さんですね。

ACミランへの移籍の理由を聞かれた際


「僕の心の中のリトルホンダに聞いてそう決断しました」

そういった発言をしたことで話題になりました。

つまり俯瞰する自分つくるというのは「もう一人の自分をつくる」ということです。

これが効果的な理由は自分を客観的に見ることができ、より聞き手の視点に立つことができるからです。

これをプレゼンで実践するなら、プレゼンする会場に早く入り、席に座ってプレゼンする自分を想像するとかです。

自分を俯瞰的に見る気軽な方法なのでぜひやってみてください!

テクニック編③ 左脳と右脳の両方を支配する

脳
一般的に脳は

左脳→ロジカル(論理的)に理解する

右脳→イメージ的に理解する

と言われています。

その両方からアプローチしようというテクニックです。

具体的にどうするかというと

左脳なら根拠を示し論理的にアプローチします。

右脳なら具体例を示しイメージ的にアプローチします。(写真や動画などを使うとより良い)

左脳と右脳の両方を支配されると「なるほど」と納得してもらいやすくなります。

こういった点からも、上記で説明した三段ピラミッドをつくるのが大切なのがわかるかと思います。

テクニック編④ 声のトーンや表現方法を工夫し「伝える力」をつける

声

声のトーンも重要です。

当然ですが「声が小さい」のは論外です。

全員がはっきり聞こえるように話しましょう。

そして表現方法を工夫しましょう。

  • 重要なことは大きな声で何回も言う
  • 声のトーンを変えてみる
  • ジェスチャーを交えて話す

などできることはあると思います。

伝える力はすぐに身につくものではないです。

繰り返し練習し「伝える力」をつけましょう。

1分で話せの感想とまとめ

個人的にとても参考になる内容でした。

私自身も話すのが苦手で自分の考えが伝わらないことがよくありました。

しかしポイントを押さえることで少し話すのが上手くなったかなと思ってます。

本書ではここで紹介したテクニックの他にも参考になる内容がたくさんあります。

特に話すのに苦手意識を持っている方はぜひ手に取ってみてください。

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